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INTERVIEWJAKE

自らの世界観へ自然にオーディエンスを引き込む。

最年少RESIDENT
DJ「JAKE」が捉える過去と未来。

17歳でデビューし、その2年後には、2018年、2019年2年連続DJ mag 1位を獲得したCLUB CAMELOTのRESIDENT DJに、19歳という若さで抜擢されたDJ JAKE。国内ではEDMやHIPHOPなどが主流の中、BASE MUSICジャンルを軸としたプレイスタイルで躍進を続けており、翌年行われた「DJ MAG JAPAN U-29 2019 」DJ部門ではランキング2位を獲得するなど、話題に事欠かない。
 そんな彼のルーツやプレイスタイルへの拘りに迫るべく、インタビューを実施した。19歳という若さでRESIDENT DJに就任した故の苦悩や、気づき、そして、これからのビジョンなど、音楽に対する情熱を赤裸々に語ってもらった。

DJになる。そのきっかけは。

 高校2年の時、当時DJをしていた先輩の誘いではじめました。元々DJに興味を持ち始めたきっかけは、中学生の時に「ULTRA MUSIC FESTIVAL -ULTRA MIAMI-」に出演していたスティーヴ・アオキのプレイですね。
 LIVE中オーディエンスにケーキを投げるという演出があるんですが、当てられたオーディエンスが盛り上がっているシーンが強く印象に残っていました。実際にDJを始めてからというもの、改めて楽曲やその空間に魅力を感じて、いつか自分でもあの熱狂の場を作り上げたいなと思うようになりました。

CAMELOTに
入ったきっかけについて

 デビュー当時は、千葉の地元クラブを中心に活動していたんですが、CAMELOTでDJとして活躍していたDJ MASAさんとお会いする機会がありまして、「東京でやりなよ」と誘っていただいて、CAMELOTという大箱でプレイさせていただくことになりました。

ーー19歳という若さで、CAMELOTのRESIDENT DJに就任しましたが、当時の心境について聞かせてください。

 正直、すごく不安はありました。自分の周りに19歳でRESIDENT DJをしている人が、他のクラブにもいなかったので、自分にその役目が務まるのかと。また、キャリアと年齢にギャップがある中で、目上のDJの方々をまとめあげる必要があったりと、「人の上に立つという」立場の難しさにも直面して苦しんだこともありました。
DJとしてデビューしてから今年で6年になりますが、今だにその大変さはあるなと感じることがあります。

ーー逆に良かったことはありますか。

 プレイ中の楽曲の選び方などはすごく変わったと思います。今までは「自分が楽しい」「自分を表現する」ということを第一において活動をしていましたが、何が一番大事かってことに気付かされて…。CAMELOTの看板を背負うことで、よりお客様のことを考えるようになりました。来場してくれたお客様にとって「どういう楽曲が一番良いのか」など、RESIDENT DJとしての環境が思考を変えさせてくれたと思っています。
 「お客様がいない場所で好きなことをやっているDJ」と、「来てくれたお客様を楽しませながら自分を表現するDJ」の方がかっこいいじゃないですか。

楽曲制作のきっかけ

 元々、楽曲制作よりも自分のプレイを磨くことに力を入れていたので、初めはそこまで興味はありませんでした。ただ、ある時DJの先輩から「この時代、楽曲は作った方が良いよ」と言われた時に、改めて自分が目指す道を考えることにしたんです。海外のトップDJ達のプレイを見返していた時に、やはり流行りの曲ではなく、自ら制作した楽曲でオーディエンスを沸かせている映像を見て、「自分も…」という気持ちが湧いてきたこともあり、改めて目標を見据えた時に必要だなと思い、始めることにしました。

ーー実際にプレイすることと楽曲を制作することの違いは感じますか?

 DJをしているので、楽曲の構成や音の仕組みはわかるんですが(ローをカットするとキックやベースがならなくなる、ハイをカットするとハイハットがならなくなる、、ミッドを絞ったらシンセサイザーの音がならなくなるなど)実際全く別物ですね。共通している部分はあまり感じなかったです。

思い入れのある楽曲

 初めてリリースした「How I Roll」という楽曲ですね。DTMを始めたばかりのころは、割と国内でも人気のあるジャンルの曲を作っていたんですが、どうもしっくりこなくて…。やはり自分のやりたい音楽はSkrillex(スクリレックス)のようなベース・ミュージックだなと再確認できました。
 予定していた制作期間よりも時間がかかってしまいましたが、何度も作り直しをしていく中で、彼が作っt同じような音で、かつ自分らしい楽曲ができたと感じた時の感動は今でも覚えています。

ーー楽曲制作のときに大事にしていることとはなんですか?

 ベースミュージックは、同じBPMで作る人が多い中で、僕は色んなスピードの楽曲を作りたいなと思っています。ただ、その中で、「自分らしさ」をしっかりと残すことは忘れないようにしています。

ーー自分らしさとは?

 ベースミュージックをプレイするので、制作する曲はベースミュージックを主軸に置くことですね。あとは、鳴っている音とか。全く違う人の音を取り入れると、自分の音ではなくなってしまうので。

ーーDJとしてプレイするにあたり、何か心掛けている内容などはありますか?

 自分の世界に”どう自然に引き込むか”ということは意識しています。なので、最初は前の人から引き継いだ音楽を中心にしながら、徐々に自分の音楽に切り替えていくようにしています。特に日本の方が多い場合などは、ベースミュージックを聞くことが多くなくて、どちらかというと、EDMやその他のメジャーな音楽が中心になりがちです。言ってみれば、メインフロアでやる時は正反対なんですよね。
 その中で、お客様が知らない楽曲でも踊れて楽しんでいる姿が見れた時は、自分の中でも手応えを感じます。

今後の目標について

 夢が壮大過ぎるので、叶えられるかどうかはわからないですが、Skrillex(スクリレックス)のようになりたいという想いは、DJを始めた時から思っています。具体的なところで言うと、楽曲を聞いてもらって、自分の楽曲で踊ってくれるファンが増えるというのが、1番の目標です。そして、ウルトラジャパンとかも常連のように出演していると言う状態が直近の目標です。

今後の楽曲について

 もちろん、今後も定期的に新曲は出していきたいと思っていますが、それよりも新しいことをどんどん取り入れながら、”自分らしさ”を磨いて、どんどん進化していくのが目標です。毎回新しい楽曲を作る時に、一から楽曲制作の勉強をするんですよ。既存であるものを作るのでは進化はないな思うので。なので、最初に出した曲が嫌いになったりすることも多々あります(笑)思い入れはあっても、今の方がレベルが上がったりしているんで。なので楽曲のリメイクなどもできたら良いなとも思っています。

INTERVIEW

YOSEEK

オーディエンスの熱狂を
楽曲に落とし込んでいく。

「YOSEEK」が掲げる楽曲制作へのこだわりとは。

JAKE

自らの世界観へ自然にオー
ディエンスを引き込む。

自らの世界観へ自然にオーディエンスを引き込む。

YOUTH

「人の心を動かす」曲作りとDJ ing。

RYUGA

点ではなく面で捉え、オーディエンスの熱狂をコントロールしていく。

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